ダッシュボードを交換しよう:移植編

 ダッシュボード交換作戦の続きです。

 純正のダッシュボードについている機器を、リプロダクト品に移植していきます。

 下が純正、上がリプロダクト品です。

 移植すべきものは上写真で見て左から、グローブボックス、クーラースイッチ、クーラー噴き出し口、メーター。それに6か所の車体取付用ステーです。

 いずれも木材に木ねじで止まっているので、現物合わせで錐で下穴をあけて、木ねじをねじ込みまくっていきましょう。

 はい、さっそく問題発生です。

 クーラースイッチの全面パネルをはめるくぼみのサイズが合いません。

 パネルの樹脂部分を少し削って解決しました。

 だんだん移植は進んでいきます。電動ツールでもあれば楽なんだろうになぁ、と思いつつ、手をひりひりさせながら錐を回し続けます。

 取り外したメーターには、JAPANの文字が。20年以上前の英国車に日本製のパーツが入っているとは、誇らしい気分です。

 1つどうしようかと悩んだのは、ダッシュボードの外周部分にある、ファブリックのクッションでした。

 写真のように、クッションはタッカーで止められているのですが、これを外して付け直すのは、どうにも面倒くさいです。苦労して外しても、はたして再利用できる状態なのかも怪しいですし。

 ということで、ここは100均で買ってきた隙間テープで代用してしまうことにしました。それで何か不都合が出たら、そこでもう一度移植にトライすればいいだろう、と。

 で、移植を終えた姿がこちら。

 ちょっとピンぼけてしまいましたが、新品の輝きがまぶしいですね。

 次回はこれをミニに戻してフィニッシュです。