私のミニには中古購入時から、純正と思しきフロアマットが敷いてありました。しかし、長く使われてきたフロアマットはかなりくたびれていて、いかにも年季の入った雰囲気を醸し出しています。
ということで今回はフロアマットを交換して、足元をリフレッシュさせてみようと思います。
今回購入したのはこのフリーサイズのマット。自分でチョキチョキと切るタイプの、まぁ、言ってしまえば廉価品です。
ミニ用に裁断されたものも売られてはいるのですが、ちょっとお高いんですよね。その分出来は良さそうで、かかとの部分に当てがあったり、縁取りがされていたりと、いい面もあるのですが、今回はコストを優先して、フリーカットマットにしました。
では作業に入りましょう。
これが純正とおぼしきマットです。
側面にはローバージャパンのタグがついていて、表面にははがれかけながらもミニのロゴが縫い付けられています。
そして外してみてわかったのですが、予想以上にしっかりとしたつくりなんですね純正品は。床側の面がかなり丈夫そうな樹脂製のスパイクになっていて、見た目のくすみ以外はまたまだ現役でいけそうです。ザ・質実剛健というおもむき。
でも、今回は引退してもらいましょう。
フリーカットマットに純正マットを載せて、型取りをします。思ったよりもフリーカットマットが小さく、サイズはぎりぎり…というか、一部寸足らずでした。
できるだけ原型を保てるように、最大面積を確保しながら型取りをした結果がこれです。見えにくいですが、白い線で型取りしてあります。
あとはこの線に沿って、はさみでチョキチョキチョキチョキ…。はさみで切るのは大変かも、と懸念していたのですが、わりと簡単に切ることができました。難点をあげるなら、切るはしからボロボロと糸くずがでて、作業場周辺がゴミだらけになってしまったことくらいです。
で、切り出したマットを設置してみました。
これが助手席側。
これが運転席側。
うーん、悪くはなく概ねイメージどおりでもありますが、期待していた以上に…普通ですね。
いや、置いた直後は光り輝いて見えたのですが、ものの3分で見慣れてしまいました。無難に黒系色にしたのが裏目に出たかもしれません。冒険して青とかにすべきだったかなぁ。まぁ、少なくとも清潔になったのでよしとしましょう。
それに逆に考えれば、このくらいの感動度しか得られないパーツだったのであれば、コスパ重視でフリーカットマットにして良かったともいえるでしょう。そう自分に言い聞かせます。
またこのマットで運転したりしてみての感想ですが、ちょっと滑る、という難点がありました。靴底とマット、ではなく、マットとカーペット、が滑ります。
純正マットに備えられていた、底面側の頼りがいのありすぎるスパイクに比べて、このフリーカットマットの底面側の滑り止めはいかにも頼りなく、乗り降りの際に踏ん張るなどして、横方向に大きめのベクトルが加わると、ズレ動いてしまうようです。
別途、滑り止めを考えないといけないようです。