サンバイザーのブラケット交換

 クラシックミニあるあるの不具合である、サンバイザーがだれてくる問題。

 御多分に洩れず、我が家のすいません号も購入後10年が経過して、だいぶそれが顕在化してきました。

 これは、クラシックミニのサンバイザーの構造的な欠陥のようです。サンバイザーを定位置に保持するための構造が、樹脂でできたブラケットの摩擦力にゆだねられているようで、経年で樹脂が摩耗してくると、だんだんとだれてくる、という次第。樹脂パーツなどという「摩擦に弱そうなものの摩擦力に頼る」とは、いったい英国人はなにを考えているのでしょうか。ミニらしいといえばミニらしいですが。

 ともあれ、そんな樹脂パーツのブラケットを交換します。

 専門店で購入した新しいブラケット。どうせこれも摩耗するのだろうな、という不安しかないうえに、これで1万円弱というお値段。うーん、うーん、うーん。でも他に選択肢がないので、これを使って交換作業をするとしましょう。

 タッピングビスでボディに直接固定(!?)されているバイザーを外し、バイザーからブラケット引っこ抜いて、新しいブラケットをぶっさす、という手順でブラケットを交換します。

 新旧ブラケットを並べてみると、確かに旧ブラケット(左)は突起部分がだいぶ摩耗しています。

 ブラケットを交換し終えたら、それをまたタッピングビスで車体に取り付けて、あっさり作業は完了しました。タッピングビスは購入したブラケットにも添付されていましたが、もともと使われていたものを今回は流用しました。付属品のほうと同じ径なのか信用ならなかったので(付属品側より本体側を信用してない)。

 さすがに交換直後だけあって、バイザーの動きはカッチカチ。バイザーを上げた状態にすると、だれることなく天井にへばりついたまま固定されています。

 10年もすればまただれる、ということは経験上明白ですが、しばらくは視界良好なミニライフが戻ってくることでしょう。

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