記念すべき最初のカスタムは、シフトレバーの変更にしました。
よく言われることですが、ローバーミニのシフトレバーは、英国人の体格に合わせてあるのか、遠く、短いため、普通に座ったポジションでは、かなり前にかがまないと手が届きません。この上半身の動きを少しでも軽減するという機能的な理由と、もちろんドレスアップとの、両方を兼ねられる、コスパの良いカスタムだろうと目論見ましたが…予想以上に難儀しました。
まずこれがノーマルのシフトです。
そして真横からの写真も。
うーん、いかにも短いです。これを換装していきましょう。
ウェブで調べたところによれば、ノーマルのシフトは「回せば取れる」とのことです。ということで、力任せに回してみると…はい、とれました。
そこに、あらかじめ買っておいたL型シフトエクステンション（シフトレバー長を延長するもの）と、ウッドのシフトノブをはめ込むのですが…ここで問題が発生しました。
写真でわかるでしょうか。シフトノブがエクステンションに入りきっていません。
車体とエクステンションの接合部分は、ネジ切りの精度も良く、するするとスムーズに入っていったのですが、エクステンションとシフトノブのほうは制度が悪く、少ししかネジが回らなかったのです。これが英国品質の洗礼なのでしょうか。これは使用するにはちょっと怖い接合っぷりです。
仕方なくホームセンターに走りました。そこで近しいサイズだと思われる、5/16のタップとダイスを購入し、ねじ山の切り直しをしました。
さすがにきりなおしたねじ山は、するすると回ってくれます。今度はキッチリと奥まではめ込むことが出来ました。緩すぎて抜けそう、というような不安感もなく、しっかりと締まっています。これで運転中も安心できそうです。
完成写真を上のノーマルシフトと比べてみると、長さの差は一目瞭然です（ピンボケな上にUSBケーブルが邪魔ですが…）。少し内側に傾斜しているのも、操作のしやすさに寄与することでしょう。