Brexit(という言葉ももう聞かなくなりましたが)に便乗した個人輸入品シリーズの最後は、ショックアブソーバーの装着です。
ショックを交換することにしたことに、実は特に深い理由はなくて、本当になんとなくだったりします。なにかいじりたいなー、次は足回りかなー、みたいな。別に現状(たぶんノーマル)に大きな不満があるわけでもないので、純粋な好奇心ですね。ダメなお金の使い方です、はい。
今回チョイスしたのは、カヤバのガスショック「Gas-A-Just」です。特に選択に理由はなく、値段的にお手ごろだったからです。日本の通販サイトで見ると1本1万円前後のこのショックですが、英国では25ポンド程度。1ポンド135円として3375円でした。輸送費を加味してもかなりお買い得。
この値段なら、上述のような薄い理由で交換をしても、心(と財布)も痛まないでしょう。
ということで作業に入りましょう。
まずはジャッキアップをして…。
タイヤをはずします。はずしたタイヤは、お約束どおり万一の保険がわりに車体の下に滑り込ませておきました。
「車のタイヤをはずす」ということをした事自体がはじめてだったのですが、案外すんなりできました。一部のホイールナットが異常に硬かったのですが、なんとかボルトを破損することなくはずすことができたのでヨシとしましょう。
タイヤのないタイヤハウスを覗き込むと…ありました、今回摘出される予定の純正と思しきショックです。フロントの作業は簡単で、この上下にある取り付けナットを回してショックをはずして、新しいショックに付け替えればいいだけです。
ということでナットを回そうとしたのですが…。
ナットを回すとボルトもろともに空転してしまって、一向にナットが緩みません。
レンチを2本駆使して、ようやくまわすことができました。手持ちの少ない工具のなかで対応できてよかった…。
そんなこんなで外れた純正(?)ショックがこちら。
装着されたショックの姿がこちらです。
うーん、薄汚れたタイヤハウスの中で、新品のショックが光り輝いています。いいですねー。
その後、左右で同じ作業を繰り返して、フロントのショック交換を終えました。
タイヤの装着時には、しっかりとトルクレンチを使用して、規定の60Nmで締めこんでおきました。トルクレンチも初使用なので、なかなかに新鮮な作業でしたね。60Nmという装着トルクは、ほかの車の基準からすると相当に緩いらしいですが、ミニはこれでよいということなのでよいのでしょう。
走ってみての感想などは、リア交換のあとにお預けです。